2012年11月22日木曜日

油谷こどもミュージカル!!

 隣に立ってる男性の会場スタッフが目をこすってる、(どうしたんやろ?)、よく見たら、涙をぬぐってる、え?、会場を見渡したら、けっこう目頭を押さえてる、そして、フィナーレ、鳴りやまない拍手。
 
 さる、11月18日(日)下関海峡メッセで開催された、中国地区PTA大会でのアトラクション、油谷こどもミュージカルの公演の様子です。

 「先生、こども集めたら、ミュージカル教えていただけますか?」快く、「いいですよ。」から始まって今年で11年目を迎える“油谷こどもミュージカル”

 11年前、当時まだ油谷町だった頃、公募(やらせなし)で、集まった31名のこども達。1期生です。そして、支えてくれる大人のボランティアスタッフ(舞台に立つ大人役・衣装制作・大道具制作等)、20名の地域の大人が集まってくれました。こども達(1期生)は卒業しましたが、ボランティアスタッフは現在も支えてくれてます。特に、衣装制作(衣装部)スタッフは、今や、舞台衣装会社が開業できるぐらいの実力になってます。本番1か月前になると、夜は、衣装部屋に閉じこもりっきり。本当に、頭下がります。しかし、これも、本番のステージでこども達が、一針、一針に込めたスタッフ(保護者含む)の思いを、お客さんに伝えてくれているから、続いているのでしょう。

 そして、今があるのも、「ミュージカルとはなに?」から始めた31名の1期生のエネルギーが受け継がれているからだと思います。「踊りが下手でもいい、歌が下手でもいい、逃げるな、一生懸命伝えなさい、元気と笑顔で!!」これが、油谷こどもミュージカルの原点でもあり、今も、変わらない約束事になっています。(けっこう大人社会、逃げてないかい?)

 こどもミュージカルを発足した時、ねらいとして、長門市から発信できる文化、交流人口増加……etcあったけど、大きな柱としては、長門市のこども達がこのミュージカルを体験することにより、故郷長門市を好きなまま大人になって、そして、大人になった時、縁あって、故郷に帰って来た時、「おじさん今度は、僕たち、私たちが、長門市を創っていくよ。」……そこで完結。

 1期生が今、22歳~24歳です。劇団四季に挑戦してるOB、大学で声楽を学んでいるOB、いろいろ挑戦しているこどもミュージカル卒業生がいます。で、嬉しいことに、この子たちが言ってくれます。「おじさん絶対、帰ってくるけぇ~」「故郷長門市、好きやけぇ。」

 この言葉、聴けただけでもすっげェ~嬉しいわ。

さて、第11回定期公演「不思議な夜がやって来た」は、12月16日(日)11時~、15時~2回公演
チケット一般1,300円 高校生以下700円

今年は、選挙も重なり、集客ピンチです。

こども達の“元気と笑顔”を体感しに来てください。素敵なクリスマスプレゼントになること間違いなし。

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