2012年5月13日日曜日

殻を破った!!One=D.5.(ワン ディー ジー)

昨日、下関市民会館でNHK(教育テレビ)主催の番組、スクールライブショー、ストリートダンスの部の公開録画がありました。中国、四国、九州地域から高校生12チームの出場です。そこに、なんと山口県から唯一、長門市の4人の高校生(女子)チームOne=D.5.が出場しました。この舞台に上がれること自体、快挙です。私は、16時20分開演の公開録画に、忙しいパタ屋(嘘、嘘!(笑い))をあねご”真澄ちゃん”にまかせ、応援に駆けつけました。この収録は、6月3日(日)18時~18時25分NHK教育テレビで4週に分けて放送されます。是非ご覧ください。

さて、この4人(One=D.5.)、振りも、音楽も衣装も全て自分たちで創り上げた舞台にしていました。他の出場チームは、高校自体が取り組んでいたり、それなりの指導者がいたり、がほとんどです。その中で、この子たちは自分たちだけの力で、よくこの出場にこぎつけたものだ、脱帽です。審査員のSAMさんから、「振りもだけど”笑顔”が特に素晴らしい、充分伝わったよ。」高評価を受けていました。

メンバー4人は、それぞれ、高校は違うそうです。その子たちが、同じ目標に向かって、今しかできないチャレンジをしているのです。公開録画ですから、舞台(照明・音響)装置は素晴らしい、お客さんは満席、その舞台上で、臆することなく自分たちの力を全て出し切りました。この経験は、間違いなくこの子たちの財産になってます。こういう経験は、これから社会人、大人へと成長していくときに、自分の中の引き出しとして必ず生きてくるときがあります。

”個性豊かな長門っ子を育てる。”よく学校等で聞く言葉です。どうでしょう?ただ、抽象的なスローガンで終わっていないでしょうか?俗に”良い子”って言われます。勉強をまじめにし、部活もまじめにし、3年間を無事終了する良い子。しかし、この子たちには一生のうちの3年間って、ほんの一部です。これから大人社会に出て、生きていく方が断然ながいのです。そういう、長い目で見た”教える場”になっているでしょうか。これは、学校だけの責任ではなく、私たち大人、地域にも責任があります。一緒に考えるべきだと思います。

ところで、この4人、ある意味、学校という”殻”を飛び越え、勉強、チャレンジできる場を自分たちで見つけ、一つ達成できましたよね。そして、自分という”殻”をも、今回一つ破ることができたと思います。このように、敷かれたレールではなく、自分たちで、勉強する場、表現する場を見つけようとしている子供たちは、他にもたくさんいることと思います。みんなでサポートしましょう。………もしかしたら、今からの社会、こういう学生を必要としているかも。

パタ屋から1時間20分でかっとんで行った甲斐があったでぇ~。
”Mき”(4人の中の1人)相変わらず”笑顔でかっとぶ”よなぁ~。油谷こどもミュージカルも頼んだでぇ~。

今日は、ちょっとまじめな”あたし”でございました。


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