2012年6月19日火曜日

ほっときゃいい。

朝9時30分、昨日からのワン・ナイト・サービス(75歳以上独居老人)参加者、5名様、無事元気に帰られました。お疲れ様でした。
 和尚は、朝一番の新幹線で京都に出張。バリバリ元気!!、ありがとうございました。

 今回は、普通のイベントと違い、緊張したでェ~、でも勉強させていただきました。結論は”ほっときゃいい”です。パタ屋は、バリアフリーではなくて、バリアありです。階段も当然あります、「ええかね?手をかそうかね?」「ええよ、これくらい、大丈夫。まだまだ一人で行けるよ。」(膝が少し悪く、杖を持っていらっしゃいます。)ゆっくりと一段一段、歩かれました。

 高齢者と今回のように長く接したのは、初めてです。「私は、主人が退職して、一緒に主人の故郷、長門市に帰って来たんやけど、主人が数年前に亡くなってしまったから、今は一人暮らし。まだ、中々、地域に溶け込めんのです。でもね、愚痴を言ったらおしまいやから、私が変わろうと思って頑張ってるんよ。」「私も主人と早く、死に別れ、子供はよそに出てるし、一人暮らし。でも、子供たちには迷惑かけられんし、まだまだ一人で頑張るよ。」

 この人たち、まだまだ元気で、下を向かずに生きちょって。そして、自分の好きなものというか生きがいをもっちょってのような気がする。
 俺が、もしこの人達の歳になった時どうなっちょるやろうか?80歳になって、筋トレしよる、馬鹿じじいがおる。絶対、新聞に載っちゃろ。(へへ、80歳まで生きられんか。)

 ということで、この人たちに、「何かしてあげんにゃいけん、こうせんにゃいけん」、大変失礼な話で、大きなお世話やった。遠くから見とって、自由にしていただいて、”ほっときゃ”よかったのでした。
しかし、将来、本当に、この人たちがHELPサインを出されたときに、適格に対応できるように、地域と行政は準備をしておく必要があるよね。


 みなさん、夜遅くまでおしゃべりをし、朝も、早くから集まって、おしゃべりをしていらっしゃいました。このパタ屋での一夜が、青春の一ページに刻まれたなら幸いです。

 来月のワン・ナイト・ステイは7月23日・24日です。是非、参加してみてください。

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